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| 不倫相手の配偶者から訴えられた | |
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先日裁判所から呼出状と訴状が送られてきました。 原告はB子で、私がB子の夫A男と不倫をしたから慰謝料500万円を支払えという内容です。 A男と関係をしたことは事実ですが、こんな大金は払えません。 |
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このまま放っておくと、いわゆる欠席裁判で、あなたが相手の主張を認めたことにされ、 慰謝料500万円を支払えというは判決が出ます。 相手に対して何か言い分があれば、それを答弁書に書いて裁判所に提出しないといけません。 |
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先日、B子の代理人弁護士から話し合いをしようという電話がありましたが、私は断りました。 今後どうしたらよいですか。 |
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話し合いをしなかったことは良かったです。 あなたが、もし彼と関係したことを認めたら、妻たるの権利を侵害したことが確定するので、 慰謝料500万円が妥当な金額であるかどうかは別として、慰謝料支払の義務が生じます。 |
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私には、3年前に結婚した夫があります。 このことが判ったら離婚騒ぎになります。 |
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それでしたら、あなたがA男と関係したことを徹底否認するしかありません。 ただ 、彼があなたと関係したことを喋ってしまったら終わりです。 |
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それは無いと思います。
B子は、私が彼に送ったメールを見て私たちの関係を知ったようですが、
メールにはセックスに関することは一切書いてありません。 私が彼との関係を徹底否認した場合は、裁判はどうなりますか? |
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以下は裁判のルールです。 原告のB子は、あなたが何をしたのか具体的事実を摘示して、その事実の存在を証明しなければなりません。 これを原告の主張立証責任といい、原告にとって大きな負担で、これが不十分だと原告は負けます。 この原告の弱点を突いて訴訟行為すれば、あなたが勝てる可能性があります。 詳しいことは、当事務所にご相談下さい。 |
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仮に、話し合いになった場合は、どうなりますか。 後でわかった事ですが、彼は会社内では誰もが知っている女好きで、私の前にも2回不倫騒動を起し、 B子とは家庭内別居の状態だということです。 私は、1年くらい前に、今の会社に就職し、経理の仕事をしていました。 入社して2月くらいして IT部門にいた彼に目を付けられ食事に誘われました。 毎日10回以上食事に行こう行こうというメールがあり、煩いので1回だけのつもりで付き合ったところ、 もう一度もう一度とメールで執拗に誘われ、4回目の食事のあと彼に強引に誘われてホテルへついて行ってしまいました。 私は、彼にしつこく付きまとわれた結果こんな事になったのです。 私はある意味では被害者です。 こんな事情は、話し合いの席では聞いてもらえませんか? 慰謝料を少なくする理由にはなりませんか? |
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話し合いは、あなたが彼との関係を認めることが前提です。 徹底否認を貫く以上、考える必要が無いことです。 ホテルへ行ったことは、あなたの自由意思によるものですから、慰謝料減額の理由にはならないと思います。 |
婚約の不当破棄
婚約はあったのか?男と女の遊びであったのか?
A子さんは祭りの晩にB男と知り合いました。 少しして二人は男女の関係に進みました。
A子さんは自宅にB男を呼び、両親はB男を歓迎し飲食して歓談しました。 B男もA子さんを自宅に呼んで両親に合わせ、一緒に飲食などをしました。
しかし、不思議なことに、この人達の会話の中には「結婚とか婚約」という言葉は一言もありませんでした。
A子さんが言うには、B男が私の結婚の意思を判っていると思って、この言葉は使わなかったとのことです。
A子さんの両親は「A子が婚約者を見せに来たものと思って、あえて結婚の意思を確認するような会話はしなかった」とのことでした。
B男の両親は「B男からA子さんのことは何も聴いていなかったので、遊び友達を連れてきたものと思い、 結婚の話などは一切しなかった。A子さんからも(結婚とか婚約)という言葉は出なかった」とのことでした。
当事者間に婚姻についての明確な合意が無く、指輪など婚約を証明するものは何もありません。
その後、A子さんは子宮外妊娠をして手術を受けました。
それを契機にしたように,B男はA子さんから離れ、他の女性と交際を始めました。
A子さんが、なじると、B男は「お前とは遊びで、婚約したことはない」と言いました。
A子さんは婚約の不当破棄を理由に慰謝料などを請求しようとしましたが、婚約があったのか否かが問題になりました。
婚約があったとするのはA子さんの一方的な思いであったのか?
しかし、婚約が無かったとすると、関係者の言葉や行動は非常に不自然です。
A子さんは、婚約があったとして、慰謝料請求の訴えを起しました。
婚姻意思のない婚約
婚姻関係が破綻して
離婚することになったと嘘を言ってプロポーズし、女性を弄んだ男の責任
A子さんは自動車ディーラーに勤める26歳のOLで、夜はクラブでホステスをしていました。
B男は48歳で中堅ゼネコンの営業課長をしていて、接待で頻繁にA子さんのいるクラブを利用し、 A子さんを指名しました。 そんなことで、二人は親しくなりました。
A子さんは美人で、優しい感じの女性でした。
B男には妻子があり、普通の結婚生活をしていましたが、A子さんを欲しくなり 「妻とは離婚することになっているから結婚して欲しい」と嘘を言ってプロポーズしました。
A子さんは、ここでよく考えるべきでした。
二人の年齢差は22年で親子ほどの差があり、感性・価値観・好みなど一致するものは無いはず。
自分の父親のような年齢のオヤジを愛せるのか。
A子さんが女盛りを迎えたとき、B男は定年退職をしているはずで、その後はA子さんが彼を扶養することになるかも。
更にその先にあるものは老人介護で、彼の下の始末までしてやらなければならないかも。
B男の財産は持ち家だけなので、離婚の際の財産分与は現金分割になり、彼は持ち家を換金しなければなりません。
離婚後の未成年の子の養育費は払えるのか。
など、A子さんにとって何も良いことはありませんでした。B男は普通のサラリーマンでしたからリッチな筈は無く、 クラブでの遊興飲食費は全部会社の交際費から出たものでした。
しかし、A子さんは、クラブでのB男の振舞いに魅せられ、それだけが良くて結婚を承諾しました。
B男は、早速賃貸マンションを借り、A子さんと同棲生活を始めました。
B男は二重世帯を持つことになり、月給では足りず、会社の交際費をごまかしてA子さんとの生活費に当てていました。
このようにして、B男は1年くらいA子さんの身体を弄んでいましたが、交際費の横領がバレ、破綻のときが来ました。
B男は懲戒免職になり、奥さんが来てB男を賃貸マンションから連れ出しました。
A子さんは、B男に騙されていたことがわかり、貞操権侵害を理由に慰謝料300万円請求の訴えを起こしました。
B男が裁判の日に出頭しなかったので、A子さんの請求を認める欠席判決がなされました。
慰謝料
その1 高額な慰謝料 相手から脅迫があったのか?
Aさんは、韓国系日本人で、一部上場会社Xの子会社Yの雇われ社長でした。
Aさんは、接待で韓国系クラブを使うことが多く、そこにいた韓国籍のB子と親しくなり、男女の関係になりました。
Aさんは、B子のクラブへ行くたびに、B子に誘われてB子の部屋でセックスをし、その度にかなりの金額を渡していました。
Aさんが、クラブに行かない日が続くと、B子はAさんの会社へ行き「Aさんに会いたい」と言って 秘書などの制止を振り切って社長室へ入り込み、机に腰掛けて「Aさん、なぜ来てくれないの」となじりました。
Aさんが居留守を使うと、Aさんの自宅に押しかけ、ドアをたたいて「Aさん会いたい」などと騒ぎました。
Aさんは、ホトホト困りました。
こんな事が親会社に知られたら社長をクビになるかも、株主に知られたら株主総会で吊るし上げられるかも、と心配でした。
B子に手切れ金を渡して、B子との関係を解消するしかないと決心しました。
B子から、部屋に遊びに来てねという連絡があったので、Aさんは小切手帳を持ってB子の部屋へ行きました。
Aさんが、B子に別れ話を持ち出すと、B子は隠し持っていた短刀をAさんの目の前の畳に突き刺し、 私の青春をめちゃくちゃにされたので、ここで自殺するとわめきました。
Aさんは、B子を宥めて慰謝料を支払うことを伝え、希望金額を聞くと2000万円欲しいとのことでした。
余りの高額な要求にAさんはびっくりしましたが、拒絶したらB子が何をするかわからないので、 やむなく持って行った小切手帳で2000万円の小切手を書いてB子に渡しました。
その小切手は直ぐに取り立てにまわりました。
Aさんは、自分の社長の地位を守る為だとしても2000万円は高すぎると思い、 支払銀行に異議申し立てをして2000万円を預託し、支払を拒絶しました。
B子は、小切手金請求の訴えを起しました。
Aさんは、答弁書で小切手の振出しはB子の脅迫によるものであるとして、小切手行為を取り消しました。
B子は、反論しました。
私は短刀など持っていません。私は、Aさんのことを好きで毎日でも逢いたかったので、逢えない日が続くと会社や自宅に逢いに行ったもので、 嫌がらせではありません。
あの日、Aさんは「お前の青春をだいなしにして申し訳ない」と言って、 私の面前で2000万円の小切手を書いて私によこしたもので、 私が2000万円払えと言ったことはありません。
小切手はAさんの自由な意思で振り出されたものです。
Aさんは、私に小切手を渡した後に、最後のセックスだと言って、何時もよりラブラブのセックスをしました。
脅された者が、その直後にあんな濃厚なセックスができるはずがありません。
B子がAさんを脅迫したか否かが争点になりました。
裁判所は某大学医学部の泌尿器科の教授に鑑定を依頼しましたが 「脅された直後にセックスができるか否かは個人差があるので一概にはいえない」との鑑定証言で、 脅迫があったか否かの判断資料にはなりませんでした。
法廷に現れたAさんはガッシリした大男、B子は小柄な可愛い感じの女の子でした。
双方を見た感じでは、Aさんが脅されたというのは本当かな?
慰謝料
その2 内縁の妻か愛人か? 内縁の妻を奪った男の責任
Aさんは事情があって奥さんと協議離婚しました。
しかし中学と高校の子があったので、離婚届をすると子供らの進学や就職に何かと支障があると思い、 子らが独立するまで離婚届をしないことにし、奥さんが子供を引き取って別れかれました。
Aさんは一人になり、寂しいときは近くの居酒屋へ行きました。
そこで働いていたバツイチのB子と知り合い、似たような身の上から通じ合うものがあり、男と女の関係に進みました。
AさんとB子は、Aさんが将来正式に離婚したときは結婚することを約束し、同居生活に入りました。
Aさんは一戸建ての借家に住んでいました。
Aさんは、B子と相談し、B子に居酒屋をやらせることにし、 家主の承諾を取って借家の一部を居酒屋の店舗に改装しました。 そしてB子が飲食店の許可を取り、Aさんが資金を出して居酒屋をはじめました。
B子は以前の店にいた時から客扱いが上手で、今度は自分の店が持てたので張り切って仕事をし、店は繁盛しました。
二人の生活は豊かになりました。
そんな生活が1年くらい続きました。Aさんは長距離トラックの運転手で、仕事の関係で帰宅できない日が多く、B子の様子の変化に気がつきませんでした。
ある日、Aさんが帰宅するとB子の姿が見えず、B子の荷物がすべてなくなっていて、店の戸は閉まっていました。
AさんはB子から、店の常連客のことをいろいろ聞いていました。 それで常連客の何人かにB子のことを聴いて廻ったところ、皆がCが怪しいという話でした。
Aさんは、Cの家に行きB子を帰すよう言いました。
Cは、「B子はお前の所には帰らないと言っている。B子とお前は夫婦ではない。 B子はお前の愛人であった女だから、俺がB子に何をしようと勝手だ」と言いました。
Aさんは、怒りました。内縁の夫婦である事を直接証明する公文書はありません。 しかしB子はAさんと婚約し、住民票に同居人として記載され、 同一世帯で生計を共にしていた者ですから内縁の夫婦です。
内縁関係は法律上は婚姻関係と同じに保護され、これを破綻させた者は責任を負うことになっています。
AさんがCに慰謝料を請求できることは問題がありません。
Aさんは、居酒屋開店のため、借家の一部を改装し、什器備品を調達しました。この費用は約250万円掛かりました。
B子が居なくなったので居酒屋を廃業するしかありません。 この投資が全部無駄になってしまいました。
Cに廃業による損害賠償を請求しようとしましたが、営業許可はB子の名義で、 廃業したのもB子であることから、AさんがCにこの賠償を求めるのは困難と判断しました。
Aさんは、Cを被告として、慰謝料250万円と、ほかに改装工事費と現状回復工事費として250万円、 合計500万円を請求する訴訟を起しました。
裁判所の和解勧告により、CがAさんに300万円を支払うことで和解が成立しました。
この紛争について、Aさんには落ち度はありません。 Cのために、Aさんの将来の夢は消えてしまいました。
一方のCは、軽率な行為により高い代償を支払うことになりました。










